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LIBERTY・オリジナル18禁アダルトフィギュア ガレージキットの、販売用完成品製作日記&原型製作進行を記していくブログです。
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春日 恵理編 12 女が見せたい人 その2
仮称(LIBERTY小説)

春日 恵理編  12


女が見せたい人 その2




 次の日、朝食をとりに二階の自室から降りてきた頼子は、既に制服に着替えていた。昨夜の落ち込みが嘘のようににこやかな表情をしている。
「お早うございますっ、妙さん。今日もいい天気で良かったなあ。大会もうすぐだし、頑張らないとっ。」
「え、、、うん、そうだねっ。今日は簡単だけどトーストと玉子焼きだよ~。」
「ありがとう。あっ、美味しいー。このパン駅前のお店のでしょ。ちょっと高いけどそれだけの事はあるんだよね。」 
 上機嫌で食事を手早く済ます頼子。
「、、、、、じゃあ、今日は朝練だから、お先に行くね。いってきまーす。」
 頼子はそう言って、足取りも軽やかに玄関を出て行った。 

 頼子が出て行った直後に、ようやく起きてくる和哉。
「、、、、、頼子はもう行ったのか。、、、様子はどうだった?」
「、、、、なんか、すっごく元気だったよっ。きのうの事なんかすっかり忘れたみたいに。」
「そうか、そりゃ良かった。昨日の元気付けが効いたみたいだな。」
 和哉の言葉を聞いた妙が、妖しく眼を光らせる。
「きのうのげんきづけえ~~?和哉くん、頼子ちゃんになにをしたのかなあ~~?」
「え、いや、頼子が練習のしすぎで筋肉痛になってたから、ちょっとマッサージしてやっただけだぞ。」
「まっさあじい~~?ずるうい~。今日は妙にもやって欲しいなっ。わたしも家事やおそうじで疲れてるしっ。」
 妙はそう言って和哉に抱きついて甘える。
「仕方ないなあ、、、わかったわかった。」
 しぶしぶながらも、妙のおねだりを聞いてやる和哉。彼は基本的に面倒見のいい男なのである。


 
 頼子の気分が一時的に晴れたとは言え、盗撮事件は解決した訳ではなかった。 今日も学校側からは特に何の説明もなく、生徒の間で噂ばかりが先行していた。
 また、今週末にはテニス部以外でも県大会を控えた運動部が多く、変にスキャンダルになってはまずいという空気も、教師側・運動部部員達の双方側に多分にあった。


 、、、、と、そんな騒ぎとはまったく無縁の存在である龍造寺美帆子が、三時限目の授業の最中に校舎の外を歩いていた。無論授業はサボリである。今は、いつも一緒に居る一色空の姿は見えない。
 美帆子はそのままぶらぶらと歩いて校庭の隅の体育用具倉庫の方に向かっていく。倉庫の扉の前に来ると、それを開けて中に入って鍵を閉める。

 倉庫の中では、美帆子を待っていた一人の男が居た。運動部の顧問をしている橋本である。彼は身長190cmと大柄で、 ルックスもなかなか良い二十代後半の若い教師だった。
「やあ、、、、美穂子くん、待ってたよ、、。」
 橋本は美帆子を見て、待ちかねた様に駆け寄る。
「センセイ、、、、いいんですか~?担当の授業を休んじゃって」
「ここの倉庫が使われてない時間は今しかなかったんだよ。じゅ、授業なんかよりも君に会いたかったんだ。」
「私と、会いたかった、じゃなくて、したかった、でしょお~。」
 美帆子は、身体をくねらせて色目を使う。
「うん、うん、うん、僕は、君のその、、、、ああ、もうたまらない、、、、。」
 橋本は既に興奮して挙動不審になっている。 
「きっ、君のその胸を、はっ、早くっ」
 彼は、自分を抑えきれずに美帆子に襲い掛かる。両手で彼女の巨乳を鷲掴みにして、そのまま体育マットの上に押し倒す。
「きゃっ!、、、もう~、優しくしてよね。」
 美帆子の不満の声も耳に入らない様で、息も荒く彼女の胸を激しく揉む橋本。胸の谷間に強引に顔を埋める。
「もうっ、服くらい脱がせてから、、、、、」
 美帆子は強引に焦り過ぎる橋本にどうも不満げだったが、諦めて彼のするに任せる。
「はあっ、はあっ、はあっ、、、、可愛いよ、美帆子くん、はあっ、ああっ、、、、」
 美帆子のテンションが低いのも気がつかない様子で、勝手に一人で先走る橋本。彼は彼女のスカートをぎこちなくめくり上げ、震える手でパンツを下げる。

「もお、、、、」
 めんどくさくなって来た美帆子は、自分でスカートをめくり上げて大股に足を開いてやる。
「ああっ、もうだめだ、行くよ、いくっ」
 もどかしげに自分のベルトを外して前のチャックを開け、自分の一物をさらけ出す橋本。そのまま乱暴に挿入しようとするが、目標を誤り上手く入らない。
「センセイ~そこじゃないでしょっ」
 美帆子は、親切にも橋本のそれを握って、その先端を自分の穴に誘導してやり、なんとか上手く挿入させる。
「ああっ!!いいっ、いくっ、いくっ、はああっ、、、、あああっ!!」
 橋本は、焦って腰を乱暴に振ってしまい、挙句の果てに膣内であっさり射精してしまった。
「!!、、、、もうっ、センセイっ!」
 怒りで切れた美帆子が、橋本を脚で蹴り飛ばす。
「ぎゃっ!!」
 悲鳴を上げて倉庫の床に尻餅をつく橋本。
「なっ、何するんだきみっ」
「何するんだじゃないでしょ、も~。」
 美帆子は、白濁液まみれになった自分の股間を指差す。
 それの意味する事に気づいて、愕然となる橋本。
「あっ!!あ、あわわわわ、、、、」
 橋本は気が動転してしまい、あわてて立ち上がると、倉庫の扉をの鍵を開けて、あたふたと逃げ出した。  
「ああっ、すまんっ!俺のせいじゃないんだっ、俺は知らんっ、、、、、」
 ズボンのチャックも閉めないまま、おぼつかない足取りで校庭を走り去る橋本。


「、、、、あららららら~~、、、、」
 残された美帆子は、呆れた様子で座っていたが、ポケットからティッシュを取り出して汚れた股間を拭い、パンツを履き直して服の乱れを整えた。特にショックを受けた様子はなく、今までの事がまるで他人事の様な素振りだった。
「も~、盛りのついた学生だって、もうちょっとマシなセックスするのに~。とんだハズレだったなあ。」
 どうにも股間が気持ち悪かったので、テニスコート横のシャワー室に向かう美帆子。勝手に開けて衣服を脱いでシャワーを浴び、股間に指を入れて橋本のそれを洗い流す。
「、、、、まあ、今の私は妊娠しないんだけどね~。センセイ、焦ってたよなあ。」
 縮んだ男のモノをさらけ出したまま逃げ去った橋本の姿を思い出して、声を上げて笑う美帆子。あの姿を誰かに見られたらどうするんだろうと思った。
 彼女は、今は受精出来る時期ではなかった。交配適期ではなかったのである。普通の人間ではあり得ない生理を、彼女は持っていた。

 美帆子は一旦校舎に入り、階段を最上階まで上ると屋上に出た。
 初夏の風に彼女の美しく長い髪が舞う。植物の心地よい匂いが彼女の鼻腔をくすぐる。
 美帆子は、学校の中でこの場所が一番好きだった。授業の大半をさぼって授業中ここに居続ける事もめずらしくない。
 屋上の風は、実にさまざまなものを運んで来てくれる。木の匂い、花の匂い、土の匂い。さまざまな種類の小鳥のさえずりと、虫の羽音、初夏の蝉の鳴き声、、、、。自然は実にさまざまな要素で溢れていた。
 街の音も彼女にとっては興味深かった。老若男女の尽きることのないざわめきと喧騒。車のエンジン音や信号機の音、スーパーの店内放送や駅の構内放送、、、、。彼女は、それらの音の情報を、普通の人間よりも細かく、深く聞く事が出来た。
 世界は、本当にいろいろなもので溢れている、、、、。美帆子にとっては、つまらない学校の授業よりも、この屋上で得られる事の方が数百倍も面白くて興味深いものだったのである。

 美帆子はそのまま四時限目まで屋上に居た。午前の授業が終わると、屋上に上がってきた女子生徒がいる。美帆子の最愛の人、一色空である。彼女は二人分の弁当を持って来ていた。
「、、、、橋本先生とはどうだった?」
「ん~~、ハズレ。見掛け倒しだったよ。身体もおちんちんもまずまず悪くはなかったんだけど、それ以外はぜーんぜん。おまけに早漏だったし。中出しされちゃったよ。気持ち悪~。」 
 橋本の感想をあけすけに空に話す美帆子。
「それは酷いわね、、、、。あなたが普通の女だったら大変なところよ。」
 彼女はそう言いつつ携帯でメモを取る。
「、、、、まあ、これで橋本先生の弱みも掴めたんだけど。これであの担当の単位も大丈夫よ。」
 空は、美帆子を抱いた教師の情報を集めて、美帆子の出席日数を改ざんさせる取引材料に利用していた。美帆子が授業を平気でさぼれるのにはそういう裏があったのだ。

「、、、、それにしても、最近いい男が居ないなあ~~。満足できるセックスなんて滅多に出会えない。」
 美帆子は深くため息をつく。
「航さんで十分じゃない。美帆子はやみくもに男を求めすぎるのよ。」
「うーん、航さんは嫌いじゃないんだけど、ちょっと受身過ぎて、、、、。あの人一人だけってのも辛いんだよね。」
「もう、、、、美帆子は身体は適期があるのに、頭は万年発情期なんだから。、、、、、今日は牧野先輩と約束してるんだから、あの人なら少しは満足できるかも知れないわよ。」
「あ、そだね、そうだといいんだけど、、、、。」
 二人はそこで話を切り上げ、校庭のいつもの所で一緒に弁当を食べるために待っている筈の、妙の所へ向かった。


「須藤!!何やってるんだっ!!さっきからミスばかりだぞ。集中しろ集中!!」
「はっ、はいっ!!」
 放課後のテニス部の練習で、須藤が顧問から絞られていた。昨日から彼は調子が悪く、練習でもつまらないミスばかりしていた。
 昨日シャワー室に須藤が仕掛けていた隠しカメラが発見されてから、彼は自分の仕業だという事がいつばれるかとビクビクしていた。その動揺が練習にも影響していたのである。
 幸い、隠しカメラを設置していた時の姿は目撃されていなかったらしく、今のところ須藤に嫌疑はかけられていない様だった。彼は練習を休んでしまいたかったが、そうするとかえって怪しまれると思い直し、無理に平静を装って練習している。

 心の不安を紛らわすためには体を動かしていた方が好都合であり、須藤はその日は遅くまで練習に参加してみっちり汗を流した。今日は最初こそミスばかりしていたものの、終盤ではやや調子を取り戻して彼らしいプレイが戻ってきていた。
「よーし。今日はこれまでだな。、、、、須藤、お前も今日は良く頑張った。このまま試合まで気を抜くなよ。」
「はいっ!!ありがとうございます!!」
 練習が終わって用具を片付けていると、後ろから誰かが声をかけてくる。
「須藤君!」
「はっ、はいっ!!」
 名前を呼ばれて、まさかバレたのか!?と飛び上がるほど動揺する須藤。
「今日もご苦労様。いつもより気合が入ってたよね。」
 須藤に話しかけてきたのは、三年の女子の伊藤先輩だった。表情は柔らかく、特に疑いの眼差しではない。
「は、はい。ありがとうございます。ここ数日ちょっと調子が狂ってたんで、なんとか勘を取り戻そうと」
 須藤は動揺を抑えてなんとかその場を取り繕う。
「、、、、今日は、お見舞いは良かったの?いつもは早めに帰ってたけど。」
「あ、、、いや、大会が近いんで、親類の人には今日はお見舞いを断ってたんですよ。」
「そう、、、、なんか盗撮騒ぎで女子はゴタゴタしてるけど、男子は頑張ってね!それじゃ。」  
 そう言うと、伊藤先輩は去っていった。
”やれやれ、、、、ヒヤヒヤさせるぜ。”
 須藤は心の中でホッと胸をなでおろした。



 学校の終わった夕方、和哉は美帆子からのメールを受けて、駅前の待ち合わせ場所に来ていた。
冷えた缶コーヒーを飲みながら適当に時間を潰していると、向こうからスタイル抜群の美帆子がやっ て来た。制服ではなく、私服を着ている。初夏という事を考えても露出度の高い服装で、はちきれんばかりの肢体が和哉の眼を奪う。
「和哉センパイ~、お待たせしてすみませ~ん。着替えに時間がかかっちゃって。」
 やって来たのは美帆子一人で、空の方は姿が見えない。
「あれ、空さんはどうしたの。」
「空はちょっと用事があって忙しいから、今日は私一人で来ました。」
 そう言うと、美帆子は和哉の腕に手を回す。
「二人っきりじゃ、嫌ですか~?」
「、、、、いや、そんな事は無いよ。じゃあ、行こうか」
 美帆子が一人で来る事は、実は和哉も予想していた。腕を組んでカップルの様に歩き出す二人。

 和哉と美帆子は、駅の反対側に渡り、いつもはあまり来ない方の繁華街に向かう。これなら妙や頼子と鉢合わせする可能性が減る。
 二人は腕を組んだまま街をぶらぶらと歩いて時間を潰す。気まぐれに面白そうな店に立ち寄ったり、ゲームセンターで遊んだり。まるっきりのデートコースである。和哉も美帆子も、この手の事には慣れていたので、実に自然に仲の良いカップルを演じていた。
 美帆子にとっての和哉の採点は、今のところ悪くなかった。顔もまずまずの美男子だし、体は引き締まってたくましい。話を弾ませる会話は上手く、女性のエスコートも手馴れたものである。
”、、、、とは言え、そういう男はいくらでもいるんだよね。”
 男慣れしている美帆子はそう思う。彼女はこうやって多くの男とデートしたが、和哉程度に女慣れした遊び人の男は幾らでも居た。今日学校で失望させられた教師の橋本も、デートのエスコートは上手かったのである。
”まあ、アイツよりは楽しませてもらわないとね~”
 そう思いつつ、上辺は可愛い女を演じる美帆子。

「センパイっ、ちょっとあそこの店で休んでいきませんか~。」
 二人は、角にある洒落た喫茶店に入る。
 街の通りもそうだが、店内も結構な客で賑わっていた。最近は蟻集市周辺での異獣の目撃情報が絶えなかったが、市民たちは萎縮する事もなく、繁華街は活気に満ち溢れている。危険と隣り合わせの状況だからこそ、人々は不安を忘れて人生を楽しみたいのかも知れなかった。
 二人は空いている席に案内されると、注文を取る店員が来る。
「ご注文はよろしいでしょうか。」
 一見、その店員は小柄な女性に見えたが、よく見ると業務用のアンドロイドであった。見た目は人間そっくりだが、間接部分に目立たないが分割線が見える。
「ああ、そうだな、、、、アイスコーヒー二つと、あと、、、」
 和哉は適当に数品注文する。オーダーを受けたアンドロイドは下がっていった。
「あれ、あの店員さんって、機械仕掛けの人だよね。」
 美帆子が、アンドロイドの事を妙な言い回しで言う。
「ああ、接客用のアンドロイドだ。最近良く見かけるよ。」
 接客用のロボットそのものは以前から広く普及していたが、それまで非常に高価だった、人間に近い姿をもつアンドロイドが安価に量産される様になったのはここ十年くらいの話である。最近は数社のメーカーがしのぎを削って新製品の開発競争になっていた。

 注文したドリンクが来ると、美帆子は美味しそうにそれを飲んでいる。
”確かに、物凄い美人なのは間違いない、、、、”
 和哉の方でも、美帆子を値踏みして採点していた。
 彼女は何度見ても素晴らしいプロポーションの持ち主で、整った顔立ち、美しく長い髪、くびれたウエスト、ボリュームがありながら形の良いヒップ、すらりと長い脚、そして何より、すべての男を幻惑する巨大で張りのある胸は圧巻だった。  
 妙や頼子も可憐さでは美帆子に負けない魅力はあったが、総合的な美しさや、男を引き付ける麻薬の様な吸引力は、二人には悪いが、美帆子の方が圧倒的に優れていた。美帆子に女の魅力で対抗できるのは、”第二の人格”に入れ替えて魔性の魅力を身につけた恵理くらいだろう。
 ただ、その圧倒的な容姿に比較すると、やや軽すぎる言動と行動はマイナス点ではある。しかし、それは彼女にとって演技でしかない事も和哉は見抜いていた。美帆子に限らず、女はだれしもよそ行きの顔を持っているものである。それ自体は彼にとって特に問題ではない、、、、はず、だった。今までは。

”、、、、、どうも、なんかいまいちそそらないんだよなあ、、、、、、、”
 和哉は、美帆子の顔を眺めながらそう考える。どういう訳か、今日は気が乗らない。こんな事は彼にとっては初めてだった。
 彼女は明らかに自分と遊ぶために誘ってきた。和哉自身もそれを承知でここに居る。遊びのセックスを何度も楽しんで来た彼にとって、美帆子は理想的な相手な筈だった。、、、、しかし、なぜか、心が動かない。
「ん~、どうしたのっ、センパイっ。」
 彼の様子に違和感を感じたのか、美帆子が声をかけてくる。彼女に顔を覗き込む様に見つめられた時、和哉は美帆子の眼が案外丸くて可愛らしい事に気づいた。
「ふーん、こうして見ると、お前けっこう可愛い眼をしてるんだな。丸くて子供みたいだ。」
「、、、ええっ?何それ~、それ褒めてるつもり~?あはははっ」
 素直に感想を言ったつもりだったが、軽く流されてしまう。
「、、、、、ようやく暗くなってきたね。」
 美帆子が窓の外を見る。初夏の長い夕焼けが終わり、蒼い闇に街が覆われ始めていた。
「じゃ、そろそろお店を出よっ。」
 彼女は和哉の腕を引く様にして、席を立つ。


 美帆子は、和哉の腕を抱いて自分が先導する様に、夜の街を歩いていく。
 なんとなく、美帆子には淡い期待感が生まれていた。今夜こそ、少しは楽しめるのではないか。久々に満足できる男女の行為が味わえるのではないか。彼女の足取りは自然と速くなり、和哉をぐいぐいと引っ張る様に進む。
 、、、、一方、美帆子が強引に腕を引っ張る感触に、和哉は違和感を覚えていた。やはり彼は、自身の冷めた感情を自覚せざるを得なかった。どうにも自分でも良くわからないが、気分が乗らない。

 ラブホテル街に入ろうとする一歩手前で、和哉はついに足を止める。
「?、、、、、どうしたの、センパイっ。」 
 異変を感じた美帆子が、和哉に振り向く。
「、、、、、、龍造寺さん、今日はここまでにしよう。」
「ええっ?!、、、、、、」
 突然の和哉の言葉に、当惑する美帆子。
「ここまでって、、、、どういう事?」
「、、、だから、今日はもう遅いから、帰ろうよ。お互い待ってる人も居るだろうし。」
「ちょっと、、、、何言ってるのよあんた。ここまで来て。」
 動揺した美帆子の口調が変わる。可愛らしさを装った声色から、和哉をなじる低いとげのある声へ。
「いや、、、、すまない。今日は本当に楽しかった。また次の日に、、、」
「あんた、いまさら何言ってんのよ。知らんぷりして、、、、。センパイは全部わかってたんでしょ?とぼけないでよっ。私を抱くつもりでここまで来たんでしょ?」
 美帆子は再び和哉の手を奪い、強引に引っ張っていこうとする。和哉もつられて何歩か歩くが、やはり止まってしまう。
「何よいくじなしっ、ここまで来てビビってるんじゃないわよ、、、あっ。、、」
 和哉は、彼女と向かい合う姿勢で、大きな掌で美帆子の両肩を抱く。彼女の肩の感触は、硬かった。
 彼はすまなそうに彼女を見つめた。
「すまん、、、本当に俺が悪かった。、、、、今日は、ここまでにしよう、なっ。」
 両肩を抱かれ、和哉に見つめられた美帆子は、なぜか全身に強いショックを感じ、肩をこわばらせて身を硬くする。更に、激しく身を動かして和哉の手を振り解いた。
「何すんのよっ、離してっ、このバカっ!!」
 自身の両肩を抱き、わなわなと震える美帆子。

「、、、、、、あんたなんか、もう知らないわよ、、、。もういいわ。とっとと消えて」
 美帆子はそう言うと、自分の自宅の方向にとぼとぼと歩き出す。
 ところが、和哉はその後ろからついて来た。
「、、、、何、なんでついてくるのよ。」
「いや、夜道は危ないから、送っていくよ。」
「はあ?、、、、バッカじゃないのあんた。、、、、こんだけ女に失礼な事しといて、送ってくなんてどういう神経よ」
「いや、、、、本当に悪かった。すまないと思っている。」
 本当にすまなそうに平謝りする和哉に、怒りのぶつけ様が無くなってしまう美帆子。 
「あやまれば済むってもんじゃないわよ。本っ当に情けない男、、、あーあ、見損なったわ」
 それ以降、美帆子はすっかり押し黙ってしまう。和哉も無言のまま、二人は美帆子の自宅まで歩いた。


 空は一人で簡単な夕食を済ませ、テーブルの上でモニター画面を開いてキーボードを操作していた。
 と、玄関が開き、美帆子が帰宅する。
「あっ、お帰り。ずいぶん早かったわね。」
「あー、、、、そうだね、、、」
 美帆子の異変にすぐに気づく空。
「、、、、、どうしたの?美帆子。」
「、、、、別にー。なんにも。」
 和哉との逢引が上手くいかなかった事を、空は瞬時に察した。
「、、、、ご飯は食べた?まだだったら用意するわよ。」
「うん、、、、食べるよ。お願い。」
 空にとっても、和哉と美帆子が上手くいかなかったのは予想外だった。

 美帆子はふてくされてソファーの上に寝転ぶ。
 彼女はこれまで狙った男を逃した事が無く、今夜の事は美帆子にとって始めての経験だった。和哉に断られた事は、ひどい屈辱だと感じた。
「さいっ、てい、、、、なによあの男。」
 結構、本気で楽しみにしてたのに、、、、。
 美帆子は、夕食の準備が出来て空に呼ばれても、なかなか起きようとしなかった。



 一方、和哉の方もさほど時を置かず自宅に戻っていた。
「、、、ただいまー。」
「あっ、おかえりなさ~いっ。早かったねっ。」
「ああ。思ったより早く飲み会が終わってな。」
 和哉は、妙や恵理には、昔の仲間と飲み会があるという嘘をついていた。 
「この時間だと、ご夕飯たべてきた?まだならすぐにつくるよ。」
「そう言えばまだ食ってないな、、、、すまない、頼む。」
「、、、、、あとさっ、和哉くん、、、、。」
 妙が、何故か照れくさそうな表情をする。
「ん?何だ。」
「一階のお風呂、じゅんびしといたから、、、、あとでいっしょに入ろっ。」
「ん?、、、、、ああ、俺はかまわんけど。」
 一階のお風呂とは、この邸宅に何故か存在する、五~六人も入れる広い浴場の事である。
「ああっ、妙さん、二人きりなんてなんかずる~い。」
 二人の会話を聞いていた頼子が突っ込む。
「へへへ、、、昨日は頼子ちゃんが和哉くんにたくさんいいことをしてもらったんだから、今日はわたしのばんだよっ。」
「えっ、そっ、それは、、、」
 頼子は昨日の和哉との事を思い出して、真っ赤になってしまう。


 湯気の漂う広い浴場で、和哉と妙は体を洗っていた。身体に付いたシャンプーと石鹸をシャワーで洗い落としてから、二人で湯船につかる。
「こんな広い風呂場が家の中にあるなんて、この家は本当に凄い御殿だよなあ。」
「ほんとうだよね~。すごくぜいたく。」
 恵理が、和哉たち四人で暮らすために買った邸宅は本当に広く豪華で、あと一家族くらいは軽く住めそうな部屋と設備があった。
「妙、、、。」
 和哉は妙に話しかける。
「なあに。」
「お前の身体が、見たいな。」
「えっ、も、もう~、えっちっ。」
 そう言いながらも、湯船の中で立ち上がって、裸身を和哉に向けて晒す妙。
 妙の身体は、とにかく小さく、しかも細い。
 折れそうな儚さを感じる美しさが彼女の魅力だった。、、、、しかし、見た目ほど妙は脆い女ではない事も、和哉は知っている。 
 和哉は膝をついた状態で身を起こす。膝をついても、彼の頭は立っている妙の頭とあまり変わらない高さまで来る。その状態のままで、彼は彼女の両肩を抱く。
「あ、、、、、、、」
 妙の肩の感触が、柔らかい。和哉を受け入れ、彼を信じきったサインだった。和哉は、妙の肩や上腕部の柔らかい手触りを楽しみながら、優しく撫でる。

 妙の裸身をゆっくり鑑賞しながら、和哉はさっきの美帆子との事を考える。
”なぜ、俺は彼女の事を抱かなかったのだろうか、、、、”
 自分自身にもはっきりとは理由が分からなかった。
 、、、、ただ、今の瞬間、妙と過ごしている時に感じている、このくつろいだ心地よい感覚を、美帆子からは感じられなかった、とは思った。
 美帆子にある、和哉が入り込めない閉じた領域、、、、。それは、和哉を信じきっている妙には無い壁であった。また、先日遊郭で抱いた娼婦のサエコも、和哉を信頼しきって身を任せてくれた。

 とはいえ、美帆子が和哉と壁を作って、自らを守る姿勢だったのは当然の事である。遊びのセックスに、互いの領域に入り込みすぎるのは禁物だ。
 要するに、美帆子は悪くなく、和哉が家庭的なセックスを好み始めた自分自身の嗜好の変化に気づいていなかったのが、今日の失敗の原因だった気がする。
”やっぱし、彼女にはきちんと謝らないと駄目だよな、、、。ずいぶん怒ってたし。”

「和哉くん、何をかんがえてるの?、、、、、ほかのおんなのひとのことでしょっ。」
 妙にそう言われて、我に返る和哉。
「いっ、いや、違うぞ、別の事だ。」
 彼女のするどい女の勘に、思わずうろたえてしまう。
「も~、、、、、、まあ、いつもいつもわたしのことだけ見ていてね、とはいわないけどぉ~、こういう時くらいは、わたしだけを見ていてほしいな~っ。」
 妙は、和哉の胸に身体を寄せて抱きつく。
「わかったわかった。じゃあ、部屋に行ったら約束のマッサージをしてやるよ。」
「うんっ、おねがいしま~すっ。」
 二人は、湯船のなかで、裸のまま身体をすりあわせて優しく抱き合った。 


ーーーーーーーー続く 





 今回の小説は、「女が見せたい人」第二回です。
 盗撮事件の解決編ですが、犯人の須藤君の事を詳細に描いてもあまり面白くないので、今回は龍造寺美帆子をメインに描きました。
 彼女は今回軽く触れた通り、人ならざる存在という設定です。体格は羽柴楓クラスで結構大柄。フィギュア化は少し後になる予定ですが、登場人物としてはすごく書きやすいので、ついちょくちょく登場させてしまいます。

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