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LIBERTY・オリジナル18禁アダルトフィギュア ガレージキットの、販売用完成品製作日記&原型製作進行を記していくブログです。
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春日 恵理編  23 初恋の人  その4

 妙は、夕食を和哉と頼子の三人で済ませた後、エプロン姿でいつもの様にキッチンで食器を洗っていた。頼子は学校の宿題があるという事で、二階の自室に上がっている。
 彼女が蛇口から水を出しながら食器を濯いでいると、そこに和哉が入ってくる。
「、、、、、和哉くん、どうしたの?ビールは冷蔵庫にあるよっ。」
「、、、、いや、ちょっとお前の事が見たくてな。後ろに座っててもいいかな。」
 そう言って、食器洗いしている妙の背後に椅子を持ってきて座る和哉。
「?、、、、、べつにいいけど、、、、」
 そのまま食器洗いを続ける妙。
 和哉はそんな妙の後姿をじっくり鑑賞している。小さな妙がエプロン姿で家事をする姿は非常に愛らしく、彼はそれを見ているのが好きだった。彼女のお尻が可愛らしく揺れるのを後ろから眺めている和哉。
「、、、、、食器洗いも大変だな。自動洗い機でも買えばいいのに。」
「機械だときちんとあらえないし、、、、。わたし、こうやってあらいものとかおそうじするのがすきだから。」

 家事に集中して手が離せない妙。こういう時、本能に忠実な男がやる事は決まりきっている。
 和哉は、妙の背後に忍び寄ると、ひょいと妙のスカートをめくる。白いショーツに覆われた意外と大きい妙のヒップが露になる。
「きゃっ!」
 反射的に身をよじろうとする妙。しかし、和哉の左手が彼女の腰をがっしり掴んで身動きが出来ない。
「かっ、和哉くんっ、まだ洗い物がおわってないし、、、、、。」
 和哉は、妙の言葉を無視して右手を彼女の腰の前の方にやって、ショーツの中に指を潜り込ませる。
「あっ、やん、、、、、、」
 洗い物どころではなくなり、手を止めて顔を真っ赤にする妙。
 両手で妙の下半身を前と後ろから撫で回す和哉。小柄ながらも妙の臀部はやわらかく発達していて、実に触り心地が良かった。
「あっ、あん、、、、、あ、、、」
 一通りヒップの感触を楽しんだ後、和哉は妙のショーツを引きずり下ろす。中央で割れた魅惑的な膨らみが彼の目に晒される。
「やだっ、ここで?、、、、、ひあっ!」
 和哉は妙のヒップに顔をつけて、その肌をぺろりと舐める。更に、その舌を割れ目の奥に、、、、、

リリリリーン!リリリリーン!
 居間に置いてある固定電話が、20世紀レトロ調のベル音を鳴らす。
「あっ、、、、、、」
 妙は、あわててショーツをはき直しながら、電話の方に駆け寄る。 
「、、、、、」
 お約束のパターンで邪魔が入ってしまい、渋い顔で妙が電話を受け取るのを見ている和哉。
「はいっ、牧野の家ですっ、、、、、あっ、美帆子ちゃん?、、、、、、えっ、はい、はい、、、、、」
 聞こえてくる会話内容からすると、電話をかけてきたのは美帆子の様である。
「うん、うん、あ、、、、ここだとちょっと、、、、また、かけ直すねっ。」
 会話は比較的早く終わり、妙はキッチンに戻ってくる。
 洗いかけの食器がある流し台に戻る際、妙が一瞬和哉の事をギロリと睨んだ様に見えたが、直ぐに彼女は普通の顔に戻って言う。
「ごめんねっ、ちょっと美帆子ちゃんからでんわがあって、、、、。洗いものがおわったら、わたしのお部屋にいって、そこでゆっくりケータイでおはなししたいの。」
「、、、そ、そうか。どういう話だったんだ?」
 情事を中断されて、気の抜けた顔をしている和哉。
「ううん、べつにたいしたことじゃないよっ。、、、、ひ、み、つっ。」
 そう言って、妙はにっこりと笑った。



「ギャウンッ!!」
 子牛ほどの大きさのヘルハウンド型異獣が、胴体を真っ二つに両断されて、黒ずんだ血を周囲に撒き散らしながら地面に転がる。
「ギャウッ!!、、、、、ガアッ!!、、、、、ゴブッ!、、、、、」
 十数頭の異獣が、次々に何者かに攻撃され、いずれも胴を両断されて道路に屍を晒す。   
「、、、、、、、、」
 それらの異獣の群れの中を、目にも止まらぬスピードで駆ける恵理。
 彼女は、武玉で生成した愛用の日本刀で、異獣を風船でも割る様に易々と叩き切っていく。戦闘というより一方的な屠殺だった。
「ギュワアッ!!、、、」
 最後の一頭の首が高々と中に舞う。異獣の群れを全て退治するまで一分とかからなかった。

「ふん、、、、とりあえず、付近に居たのはこれくらいか。」
 恵理は周囲を見回した後、日本刀を消していつもの足取りで現場を後にする。彼女は汗一つかかず、着ていた学生服もまるで乱れた様子が無いため、見た目ではたったいま激しい戦闘をしていたとは到底信じられなかった。
 現場の数百メートル離れた場所には、専用車で待機していた藤堂の姿があった。
「ご苦労様です、春日様。相変わらず素晴らしい剣技ですねえ!、、、、死体の後片付けは要請しておきました。」
「うむ、では次の現場に向かうぞ。」
 恵理と藤堂は専用車に乗り込み、その場を離れる。
 恵理と異獣が戦闘した現場は蟻集市の郊外の山裾近くの廃村で、そこにヘルハウンド型異獣の群れがたむろしていたのだ。山地の山間部に入るとそこは既に異獣のテリトリーであり、この廃村は人間と異獣の生活圏の中間位置にあった。
  
 専用車で移動しながら、後席にある情報モニターを展開させて異獣の出現状況をチェックしている恵理。
「最近、ここの付近でヘルハウンド型が目立ちますねえ。やはり群れは市の近くに移動してるんでしょうか。」
 運転をオートドライバーに任せている藤堂が話しかけてくる。
「うむ、そうかもしれんな、、、、。H市方面の蝙蝠型異獣の件もあるし、ちとやっかいだな。」
 恵理は少し眉をひそめて言う。明日はその蝙蝠型異獣の対策のため現地に向かう予定で、蟻集市を留守にしなければならないのが気がかりになっていた。
「、、、、、まあ、ヘルハウンド型程度なら、市の警備部隊でもなんとか対処出来ますよ。飛燕機関の駆除担当員も巡回してますし。」
「、、、、そうだな。市の方にも連絡は入れておこう。」
 会話する二人を乗せた専用車が、一見のどかに見える美しい田園地帯を走っていく。



”お友達、お友達~、、、、、、、” 
 梨佳は、昨日と同様、スプリングサンズ店内の厨房の通路脇でぼーっと妄想に浸っていた。
 和哉と恋人付き合いをする事は断られてしまったものの、たまに一緒に話をしてもいいと言われただけでも、彼女にとっては十分だった。
 昨日、和哉に涙で濡れた顔を拭かれた事は、思い出してみると顔から火が出るほど恥ずかしかったが、同時に物凄く嬉しい事でもあった。
「いやだあ~~~、えへへへっ」
 その事を思い出して、ひとり頬を染めて声を出してしまう梨佳。
「、、、、、津軽さん、お客様ですよ。」
 そんな梨佳に、呆れた様に注意する巴。
「、、、、ははははいっっ、すすみませんっ!」
 あわてて仕事に戻る梨佳。
 そのまま店の玄関口に出て行って、客を迎え入れようとする。
「はいっ、いらっしゃいませっ、お客様は何名様で、、、、、はわわわわっ!!」
「よう。、、、、一名様だ。」
 店に入ってきたのは和哉だった。またも顔を真っ赤にする梨佳。


 梨佳の就業時間が終わった後、昨日と同様近くの喫茶店で話をする和哉と梨佳。
「、、、、、ちょうどここ一週間ほどは四時までは予定が空いてるんで、近所で話くらいは出来ると思う。」
「そうですか、、、私なんか誘っていただいて、本当に嬉しいですっ!!」
 大げさに全身で喜びを表す梨佳。相変わらず成熟した美女の外見と子供っぽい仕草のギャップが激しい。しかし、それがなんともいえない魅力にもなっていた。
 和哉が梨佳と再び会う気になったのは、その美貌はもちろんだったが、ちょっとほっとけないと感じさせる彼女の性格も大きな要因だった。
 背丈は160cm後半程度で恵理よりも背が高く、すらりと脚が長くてプロポーションが良く、胸もかなり大きかった。髪は長いストレートで非常に見栄えがいい。
 こんなモデル並みの容姿を持つ彼女が、なぜこんな自信無さげで落ち着きのない性格をしているのかどうにも不思議だったが、傍目にもあぶなっかしく、保護してやらないといけない、と思わせる女性だった。しかも、彼女は学生時代から和哉を慕っていたというのだから尚更である。

「俺と同学年と言う事は、十九か二十才か。」
「ええ。、、、、誕生日は五月だから、もうハタチです。」
「おう、俺も誕生日は五月なんだ。五月十六日。」
「えっ!そうなんですかっ。私は五月二十三日です。一週間だけ年下なんですねっ。」
 互いに笑いあう二人。
「、、、、、私、学校卒業したあと1年間予備校生やってたんですが、勉強は苦手で結局今年も落ちちゃって、、、、、進学は諦めて春からバイト始めたんです。でも、あの店でも失敗ばかりで、店長さんに怒られてばっかしで、、、。」
 ようやく和哉と打ち解けてきたのか、自分の事を話し始める梨佳。
「いや、ちゃんと仕事してるじゃん。俺よりぜんぜん偉いよ。俺なんかまだ学生だぜ。」
「ええっ!!それはどういう、、、、、」
 和哉の言葉に流石に驚く梨佳。
「はははっ、俺、昔から授業にろくに出てなかったじゃん。出席日数が足りなくて二回も留年してるんだよ。」
 傍から見るとかなり恥ずかしい身分だったが、本人自身はあまり気にしていなかった。元々、外聞などを気にする性格ではない。
「、、、、すると、今でもあの時の人達とふりょうをやってるんですか、、、?見た感じは、社会人に見えるんですが。」
 戸惑い気味に梨佳が聞く。目の前の和哉は小ざっぱりとした服装をしていて、髪も整っていてとても不良学生には見えない。 実際には、彼自身は身なりには相変わらずルーズで、妙や頼子が身だしなみを整えてやっていた。

「、、、、まあ、あの時のグループはもう解散してるけどな、、、。」
 和哉は、少し悲しげな目で言う。あの時の仲間はケルベロス型異獣に襲われて多くが死に、何人かはまだ病院に入院していた。その事は眼の前の梨佳に話しても仕方が無い。
「、、、、今は、飛燕機関の射撃練習場で講習を受けてるんだ。郊外にある、、、、知ってるかな?」
「えっ、ええっ、知ってます知ってますっ!!異獣と戦うかっこいい人達が訓練するところですよねっ。」
 飛燕機関の講習を受けていると聞くと、いきなり梨佳の表情がぱあっと明るくなる。頼子の反応もそうだったが、女性たちには飛燕機関のブランド名はなかなか効くらしい。通ってる本人が一番無自覚だったようだ。
「ああ。そこでこないだ中級試験に合格したんで、これから就職先を探そうという所で、、、」
「えええっ!! ひ飛燕機関の試験に合格されたんですかっ!!すごいですすごいです~っ!尊敬しちゃいます~っ!!」
 突然テンションが上がって大声で和哉を褒めまくる梨佳。周囲に黄色い声が響きわたり、ほかの客が何事かと振り向く。
「おいおい、、、、、周り、周り。」
 和哉は、苦笑いして梨佳を落ち着かせようとする。


「、、、、、なーんか、いい雰囲気だよねぇ、、、、、。」
「、、、、、、、、、、、、、」
 和哉と梨佳が喫茶店で談笑していた時、その店に接する通りの向かい側にある並木の影に隠れて、喫茶店の窓から見える二人の様子をじっと観察している大小二つの人影があった。
 その一方は長い髪の長身の美女、龍造寺美帆子。そしてもう一人は小柄な女の子の京極妙である。視力が並外れた美帆子は肉眼で、妙は携帯式の双眼鏡で二人の様子を見ている。
「まあ、とりあえず証拠写真っと。」
 美帆子は、持参してきた望遠機能付きの小型のカメラで二人の姿を撮影する。
「、、、、あっ、席を立つよ。店を出るみたい。ちょっと一旦隠れたほうがいいかも。」
「うん、そうだねっ、、、」
 二人は素早くその場を離れて背後にある本屋に入る。ウィンドウ越しに喫茶店の様子を観察する二人。
 まもなく和哉たちが外に出てくるのを確認し、少し様子を見た後に本屋から外に出て、歩いていく二人に気づかれない様に、注意深く後を追う妙と美帆子。
 実は、妙と美帆子の二人は午後の授業をすっぽかして、正午過ぎからずっと和哉の後を追って監視していたのである。
 五感の優れた和哉に気づかれずに尾行するのは常人では難しかったが、並外れた視力と聴覚を持つ美帆子のサポートで、気づかれない遠距離から和哉の行動を監視しつつ追い続ける事が出来たのだった。
 二人は、和哉がスプリングサンズ店内に入る所から、梨佳と会って喫茶店で待ち合わせする所まで全部観察していた。とりあえず密会の証拠はバッチリ押さえている。
「あっ、また昨日と同じ公園に向かったよっ。」
「えっ、まさか、、、、」
 まだ日は高かったが、公園と聞いて和哉の手の早さを知っている妙はドキっとする。二人は急いで和哉の後を追った。


 昨日と同様に公園の脇の小道を歩きながら、梨佳は和哉とたくさん話をした。学校時代の事、今の生活の事、、、、。
 梨佳は自分でも驚くほど饒舌になっていた。学校時代は憧れてはいても怖くて近寄れなかったその人は、話してみれば気さくで優しい人だった。両親でさえ敬遠する自分の下手で要領の悪い会話も、牧野君は嫌がらずに最後まで聞いてくれる。こんなに会話が楽しいと思ったのは初めてではないだろうか。
 梨佳は、話しているうちにすっかり和哉の事を好きになってしまった事に気づいていた。学生時代の時よりも、はるかに深く、、、。しかし、彼には恋人がいる。その事実も同時に思い出していた。
「牧野君っ、あ、あの、、、、」
「ん?どうした。」
 突然表情を暗くした梨佳に、和哉は何事かと顔を覗き込む。
「あのあのあのっ、その、、、、」
「うん?」
 またも口ごもってしまう梨佳を辛抱強く待つ和哉。彼女と同様に口下手な妙と生活していた彼は、耐性がついている。
「、、、、牧野君の付き合ってるひとって、どういう人ですか?」
「うっ、それは、、、、、」
 昨日に引き続き、またも直球の質問に窮する和哉。こう見えて意外と積極的な性格なのかも、と少し認識を改める。
「んー、、、まあ、そこそこ可愛い娘だよ。年下でまだ学生だけどな。」
 流石に三人と同棲しているという事実は話せないので、適当に誤魔化す。
「、、、、、そうですか、、、。ああのっ、やっぱりこうやって一緒に会うのって、牧野君の彼女に叱られてしまいますよね、、、。」
 和哉は、梨佳が恋人の居る男と一緒に居る事を気にしている様に受け取った。
「あー、でも、 そいつは結構気さくな奴だから、話せば判ってくれると思うよ。梨佳さんは同級生の友達って事で。」
「そ、そうでしょうか、、、、。」
 昼間は単純に和哉と友達になれるという関係を喜んでいた梨佳だったが、今はそれが淋しい言葉に聞こえた。和哉と会話を重ねる度に、彼への思いが急速に膨らんでいくのが自分でもわかる。

「、、、、まあ、こうやって話をする程度なら大丈夫だよ。今日は楽しかったか?」
 梨佳の気持ちの奥底にはまだ気づいていない和哉は、彼女を安心させる様に優しく笑う。
 その笑顔にドキン!と胸を高鳴らせてしまう梨佳。
「ええっ、、、、ははいっ!とととととっても楽しかったですっ!、、、、!」
「そうか、そりゃ良かった。、、、、じゃあ、明日もこんな感じで会えばいいかな。四時過ぎからは剣道部の稽古に顔を出さなきゃならないから、あんまし時間は取れないけど。」
「ははいっ、十分ですっ、、、、、。ところで、牧野君はどちらにお住まいですか?」
 梨佳は、和哉の住む場所を聞いて来た。
「えっ、住所か、、、、、えーと、学校の直ぐ近くの結構大きい家で、、、、、」
 和哉は住所を教えるのには少し躊躇したが、隠すのも変だと思い直して道筋を教える。
「ありがとうございますっ。わ私は今アパートで一人暮らしで、住所の方は、、、、、」
 梨佳は、自分の住所を和哉に伝える。双方の電話番号も交換した。
「それじゃ、今日はそろそろお開きにしようか。明日も店に飯食いに行くから。」
「はいっ!お客様をお待ちしておりま~すっ!」
 店でやるよりもはるかに上手に、ウェイトレスの営業トークで別れの挨拶をする梨佳。


「あっ、別れるみたいだね、、、、」
 公園の奥で、二人の様子を観察していた美帆子が言う。妙も双眼鏡を覗いて確認している。
「今日は、とくになにもしないのかな、、、。」
 妙が観察していた限りでは、今日の二人は特に抱き合ったりキスする事も無く、ただ普通に会話をしている様に見えた。
「、、、まあそうみたいだけど、やたらと親しげだったのも確かだよねえ。」
「うーん、、、、」
 妙は判断に迷った。手が非常に早く、隙あらばスケベな行動に出たがる和哉にしては大人しかった。まだ、男と女という関係にはなっていないのだろうか?
「、、、、今日はこれで終わりみたいだけど、これからどうする?」
「どうしようかな、、、、、。おんなの人のほうを、もうすこし見てみたいかな、、、、。」
妙は、どうも嫌な予感が消えなかった。あの女性の様子が気になる。
「よーしっ、じゃ、女の方をもう少し追ってみよう。」
 ターゲットを梨佳に切り替えて、静かに後を追う女子高校生ストーカー二人。

 梨佳はいつもの様に帰り道のスーパーで出来合いの弁当を買って、そのままアパートに帰宅する。アパートの建物に入るのを遠方から確認する妙と美帆子。
「なんか、まっすぐ帰っちゃったね、、、、。きょうはここまでかな。」
 切り上げて帰ろうとする妙を、美帆子が制する。
「ちょっと待ってね、ここからなら、、、、、」
 美帆子は、精神を集中させて部屋の中に居る梨佳の気配を探る。幸い窓が開けられていたので、美帆子の超聴覚は百メートルほど離れた梨佳の鼓動を捉える事が出来た。
 
「はあ、牧野君、、、、、、。」
 部屋に帰るなり、梨佳は大きくため息をついた。二人で会話している時はあんなに楽しかったのに、今はその気持ちが全部淋しさに変わってしまったかの様だった。
 梨佳は慰みを得ようと自慰用のローターに手を出すが、今日はそういう気にすらなれず、一旦手に取ってから放り出してしまう。
「はあ、、、、、、、、。」
 部屋の中で明かりもTVもつけず、床にぺたんと座り込む梨佳。何故か胸が締め付けられる様に痛んで、思わず両手で胸元を押さえる。
 高校時代にも和哉を思ってそういう痛みを感じた事はあったが、今日のそれはその時も経験した事が無いほどに激しかった。
「牧野君、会いたいな、、、、、。会いたいな、会いたいな、会いたいな、、、、、」
 梨佳は、歌う様に何度もそれだけを繰り返す。
 彼女の望みは、今すぐ明日の午後3時がやって来て、また直ぐに和哉と会う事、それだけだった。

「、、、、、、、、、、、、、」
 精神を集中して、部屋の中にいる梨佳の様子を感じ取っていた美帆子は、ちょっと複雑な表情を浮かべる。
「うーん、、、、、、、これは、んんん~~~、、、、。」
「、、、、どう?美帆子ちゃん。」
 難しい顔をして首を捻る美帆子に、妙が心配そうな顔をして聞く。
「、、、えーとねえ、妙ちゃん、、、、。」
「なにかわかった?」
「その、、、、あの女、マジだよ。」
「えっ、、、、、」
 妙の顔が曇る。
「おもいっきり、和哉センパイにメロメロに惚れてるみたい。」
「ええっ、それじゃ、、、、、」
 そこまで言って、妙は言葉を失ってしまう。嫌な予感は、的中していた。  


ーーーーーーーーーー 続く




 「初恋の人」第四回です。
 今回は、和哉の浮気現場を尾行して追跡する妙の話です。ラブコメではお約束の展開。梨佳がかなりゆるいキャラなので、話も比較的のどかな内容になっています。
 妙も梨佳も、見た目と行動にかなりギャップのあるキャラなのですが、小説だと見た目が少しわかりにくいのが難点かも。私はフィギュアは作れるけど絵は描けないので、ぱぱっと挿絵を描くという訳にはいかないのが、もどかしい所です。

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